こういうところが無神経だなぁ、米国って。
病状が悪化していると伝えられているアラファト議長。
先日は死亡説が世界を駆け巡って、
記者会見中のブッシュ大統領にも記者から伝えられたらしい。
そこでブッシュさんのひとこと。

"God console his soul."
「神が彼の魂を慰めてくれますよう」

日本語字幕は 「ご冥福をお祈りします」 だった。
「冥福」なら多少仏教的だけれど、
「死後の幸せ」だから、宗教は問わないと思う。
でも、ブッシュさんは明らかに 「神さま」 と言っていた。
何も考えずに、悪気もなく言ったのだと思う。
でも、この 「神さま」 って、どこの神さまのこと?
アラファトさんはキリスト教徒でしたっけ?
キリスト教徒ではなかったら、
「あんたの神さまに慰めてもらいたくなんかないぞ」
なんて思ったかも。
アラファトさんの病状を心配する熱心なイスラム教徒は、
腹を立てたかも。

そういえば、フセイン元大統領が逮捕されたときも
アメリカの報道官はこんなふうに言ったっけ。

"We got him."

確かに 「彼をゲットしました」 に間違いないのだけれど、
にっこり笑って 「ウィ・ガレム」 みたいに、軽~く言うようなコトかしら。
どんな極悪人だったとしても、
仮にも一国の大統領だった人物なんだから、
それなりの言い方があっても良いはず。
イラクの国民にも失礼だと思うけど。

その他にも、フセイン大統領の大きな像を倒して、
それを星条旗で覆ってしまったり、
無神経すぎるな。
そうやって、無数の小さな無神経を重ねたせいで、
こんなに嫌われるようになったってこと、
きっと少しも気づいていないんだろうな。
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by mrs_snape | 2004-11-08 14:00 | その他もろもろ
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